毎年1月1日(元旦)には、各家電量販店が一斉に「初売りセール」として「福袋」や安価な限定商品の販売などを行いますが、業界最大手のヤマダ電機が来年から元旦に初売りセールを行うことをやめるそうです。
家電量販店最大手のヤマダ電機が来年から元日営業を廃止する。対象はグループ全店(約1000カ所)で、熾烈な競争から年中無休が慣例となっている同業界では初めて。これにより最大100億円の減収が見込まれるが、人材確保と労働環境の改善を優先させる。積極的な出店攻勢で、2009年3月期には売上高2兆円突破をうかがう同社だが、「人に優しい企業」として人材にもしっかり目配せをしているようだ。
元日営業の初売りは年間で最も販売額が多い日の1つ。ヤマダは約1000カ所あるグループ全店で元日営業を廃止し、パートを含む従業員約3万人を休みにするという。
同社は02年から元日営業をスタートさせ、04年から年中無休になった。規模拡大にも積極的で、「連結売上高3兆円」を目標に年間30−40店のペースで出店を加速。2年前からは、大阪・難波、仙台、東京・池袋、大井町、新橋、秋葉原、大阪・千里中央の都市部にも殴り込みをかけ、2010年には超激戦区の新宿に乗り込む。
人材の確保にも積極的で、09年春には1600人の新卒採用を計画、契約社員も09年度に3500人を採用する。
また、同社では昨年、メーカーから送り込まれた派遣販売員に業務を指示する「二重派遣」の疑いで公正取引委員会などの立ち入り検査を受け、労働環境の改善が課題として浮上。元日営業の廃止で最大100億円の減収が見込まれるが、人材確保と労働環境の改善を優先させる。
小売り各社の休業日は06年の大規模小売店舗立地法の施行で自由化された。競争激化で休業日は削減される傾向にあったが、スーパーのイトーヨーカ堂やイオンなど大手を中心に営業時間を見直す動きも出ていた。
最大手ヤマダの元日営業廃止は、ライバル他社にも影響を与えそうだ。
このリリースによると、ヤマダ電機は社員のライフ・ワーク・バランス(仕事と生活の調和)の実現についての取り組みを行っており、今回その取り組みの1つとして1月1日(元旦)を休日にすることを決定したそうです。
これは1月1日が年の初めにあたり、国民生活において非常に特別な意味を持っているためで、会社の営業上は貢献度の高い1日であるにもかかわらず休日にするとのこと。なお、これによりCO2が約830トン削減できるとしています。
つまり来年は元旦から営業する他店と、1月2日から営業を始めるヤマダ電機の両方の初売りセールに行くことができるようになるということでしょうか。私も元旦セールが好きだったですが、近所の渋滞を考えると、この方がいいですね。
theme : ニュース
genre : ニュース